宮脇 昭博士講演会
「森の再生への取り組み」

主催
アービンサンゴ社 (株式会社 三五の北米事業体)

開催後援 インディアナ日米協会 

 

インディアナ日米協会の企業会員アービンサンゴ社(Arvin Sago, Inc.の主催で、世界各地で植樹を推進する現場主義の植物生態学者としてご高名な宮脇昭(みやわき あきら)博士によるご講演会が、7月24日(火曜日)、インディアナ州マディソン市にて開催されます。(株)三五では、グローバルで コミュニティの「森作り(植樹)」プロジェクトに取り組んでおり、この度、 子会社アービンサンゴのプロジェクトである、米国インディアナでの森作りのアドバイザーとして宮脇博士をお迎えされます。アービンサンゴでは、宮脇博士のご講演会を一般に公開してくださることとなりました。宮脇博士のご講演は日本語で(英語の通訳付き)行われます。宮脇博士のお話を直接伺える素晴らしい機会ですので、ぜひ奮ってご参加ください。また本題にご興味のある団体やご個人の方にも、併せてご案内をいただけますよう、お願い申しあげます。

日時:              
2012年7月24日(火曜日) 
2:45 p.m. – 4:15 p.m. (アメリカ東部標準時) 受付開始:2 :15pm
(当日はお飲み物、お菓子をご用意しております。)

会場
: 
Venture Out Business Center
975 Industrial Drive Madison, IN 47250
http://www.ventureoutbusiness.com

ご参加費用:  無料

お申込み・お問合せ:

ご参加をご希望の方は、629()までに、Nancy Cheatham (電話:812-273-8114、Email:nancy.cheatham@arvinsango.com) までご連絡をお願い申し上げます。

 

講師プロフィール
宮脇 昭 (みやわき あきら)博士

理学博士。横浜国立大学教授、国際生態学会会長などを経て、現在横浜国立大学名誉教授。(財) 地球環境戦略研究機関国際生態学センター長。

国内はもとより世界各地で植樹を推進する現場主義の植物生態学者として、40年以上植樹指導を行っている。現地の潜在自然植生を利用して森の再生の促進に努めている。

潜在自然植生(PNV)は時間の経過と共に人間の活動によって変更され、その環境や地理的条件を持っていたかもしれない地域の自然環境の理論的可能性を調査し、評価するために使用される概念です。この概念は、自然植生の再生に役立ち、自然を理解するための新しいアイデアとして、1956年にドイツの植物生態学者ラインホルト・チュクセンによって提案されました。

国内外で土地本来の潜在自然植生の木群を中心に、その森を構成している多数の種類の樹種を混ぜて植樹する考えは宮脇方式と呼ばれています。密接に、ランダムに多種の苗木を植える事は、自然林のシステムに実際に見られるように背の高い木、中高木の森づくりが出来、それは多様性と耐性を強化すると植物の共存につながり、木自体の生命力を導きだします。木の成長のための除草、人の手によるその他のサポートは、植樹後最初の3年間に必要とされています。それ以降の森の管理は自然に任せる事になります。これらが宮脇方式の主な特色です。

宮脇先生は日本、ボルネオ島、アマゾニア、ケニア、中国を含む国内外1700か所以上で植樹指導を行っています。森の再生に貢献するために、企業や市民と一団となり4000万本以上の樹を植えています 。

2006年には日本人として初めての受賞となるブループラネット賞(地球環境国際賞)を受賞されています。

 

本セミナーの要項をこちらからダウンロードしていただけます(英語・日本語、PDFファイル)。