コロンバス・ジャパン芸術祭
東日本大震災被災地 南三陸市の漁業支援のための
義援金集めのためのプログラム

コロンバス・ジャパン芸術祭(インディアナ州)を開催

2012年7月21日(土曜日) & 7月22日(日曜日)
ダウンタウン・コロンバス(インディアナ)

 

インディアナ州コロンバス市にて、コロンバス・ジャパン芸術祭が7月21日(土)、22日(日)開催されます。この芸術祭は、昨年の3月に起きた東日本大震災で最も深刻な被害を受けた地域の一つである、宮城県南三陸町の漁業関係者の方たちの、漁業再開のための義援金集めを目的としています。当日は、3本日本映画上映とクラシック・コンサートが開催されます。チケットは各イベントごとに大人が10ドル、12歳以下が5ドルです。3本の映画、及びコンサートのパスポートは、大人が20ドル、12歳以下が10ドルです。

芸術祭の義援金は「ふんばろう東日本プロジェクト」というボランティア団体を通して、宮城県南三陸町の漁業関係者に直接送られます。本プロジェクトのプロジェクト・リーダーの秋山斉様からメッセージをいただきました。

「私どもは現在、震災直後の生命維持(Survival)のための支援から、被災者が「誇りをもって自らの手で生活の糧を得る」ための復興(Revival)支援を展開しております。労働の場を確保するためには産業を復活させる必要があります。被害のあった東北地方は、日本でも有数の漁場であり、多くの家族が漁業によって生計をたてていました。しかし、再度の津波や震災の被害を最小限に留めるために、沿岸部の多くは恒久的な建物を建てることができません。そのために、作業拠点となるべき資材や魚具を保管するための倉庫、そして収穫したものを保存する冷蔵倉庫を建てることができず、大きな障害となっております。また、仮の住いの周辺でも防災用品の備蓄倉庫が必要とされております。

その倉庫の代用としてのコンテナ、あるいは捕った魚や海産物を保存する冷蔵コンテナが緊急に必要とされております。今回のご支援で、沿岸地域の作業拠点、倉庫としてコンテナを活用し、漁業の復興を支援してまいりたいと存じます。皆様の温かいご支援をお待ち申し上げております。」

コロンバス市のクリテン・ブラウン市長はコロンバス交響楽団理事会と新山氏をはじめ、本プログラムに関わる人々の努力にこう感謝の意を示しています。「私はコロンバス日系企業会が行っている大震災に見舞われた企業を復興するための努力を奨励します。これらの企業はコロンバス市地域にとってすばらしいパートナーであり、今でも苦しんでいる被災者の皆様への寛大な援助は賞賛に値します。この芸術祭は日本文化を知るためにはすばらしい機会であり、被災地の復興へもつながりることでしょう。」

邦画の上映は721(土曜日)8から、コロンバス市のダウンタウンにあるクランプシアター(Crump Theater: 425 Third Street, Columbus, IN 47201  Phone: 812-376-8429)でアニメの実写版「ガンツ」を放映します。人気グループの『嵐』の二ノ宮和也と松山ケンイチが主演の現代版SF映画(PG-13)です。戦闘シーン盛りだくさんの大変エキサイティングな映画です。

722(日曜日)12からは「きょうを守る」というドキュメンタリー映画を同じくコロンバス市のダウンタウンにあるYes Cinema (280 Commons Mall, Columbus, IN - (812) 378-4937))で上映します。監督は現役大学生の菅野結花で、震災時は山梨の大学に通っており、実家は津波で流されたものの、ご家族の命はとりとめました。インディアナ州のパーデュー大学の畑佐一味教授が本映画のことを知り、アジア文化課のある大学を特定し、大学の課程の一環として映画の翻訳を行いました。この映画は監督の菅野さんが、被災された方々へのインタービューを重ねたもので、津波の映像などは一切ありません。
同日、同じくYes Cinema (280 Commons Mall, Columbus, IN - (812) 378-4937))にて、「フラガール」145から上映します。アメリカのアカデミー賞にノミネートされただけでなく、2007年の日本アカデミー賞では5つの賞を獲得しました。炭鉱が中心の東北の小さな町にハワイアンセンターを作り、経済を復興するという劇的な実話を基にした心温まる映画です。映画レートの指定はありませんが、大人同伴をお勧めします。2011年の東日本大震災で被災したハワイアンセンターは再起を図るべく「がんばっぺフラガール」という映画を作製中です。http://ganbappe.j-cqn.co.jp/intro/index.html

コロンバス・ジャパン芸術祭は同日4からコモンズホールにてのクラシックと日本の音楽で締めくくります。コロンバス周辺の青少年を集めた「元気バンド」が夏にぴったりの「島唄」「蕾」
「Truth」「宝島」等を演奏します。第二部では、インディアナポリス交響楽団のコンサート・マスターを務めるフィリップ・パレルモがプロのアンサンブルとともに映画にちなんだクラシックと日本のフォーク音楽をオーケストラ演奏でお届けします。映画アマデウス、ゴッドファーザーで使用されたサウンド・トラックや、「時代」や「少年時代」などの懐かしのメロディーをお届けします。

今回「コロンバス・ジャパン芸術祭」はコロンバスの日系企業及び米系企業が主催、コロンバス交響楽団の理事会がコンサート及びボランティアの支援を行います。ビジネス、個人問わず、多くの皆様からの寄付金を受け付けております。皆様のご参加、そしてご寄付の程、ご考慮ください。チェックの送り先は以下になります。

Columbus Symphony Orchestra
P.O. Box 1992, Columbus, IN 47202.
write “Donation for Japan” on the check memo.

コロンバス・ジャパン芸術祭ウェブサイト

ふんばろう東日本プロジェクト・ウェブサイト
この中の「漁業支援プロジェクト」に寄付をいたします。

映画「ガンツ」ウェブサイト

映画「きょうを守る」翻訳プロジェクトのウェブサイト


Organizers

Hidetaka Niiyama, Principal Organizer
Columbus Symphony Orchestra Board of Directors

Sponsors
CAPCO, LLC
Enkei America, INC.
Honda Trading America Corporation
Kamic Corp.
Nagakura Engineering Works., Co
Nakashima Indiana Manufacturing., INC
Nikkei MC Aluminum America, INC
Sunright America, INC.
申請中
Cummins Foundation
Toyota Industrial Equipment Mfg., Inc.

Supporting Organization and Individual
City of Columbus
Columbus Area Art Council
Columbus Japanese Business Association
Japan America Society of Indiana
Kazumi Hatasa, Purdue University
NEW PEOPLE, INC
Rovene Quigley, The Crump Theatre
THE COMMONS

 

本件に関するお問合わせおよび連絡先:
新山英隆
電話: 812.655.4470
Email: columbusjapanfestivalofthearts@yahoo.com